ミドル男性、親子で
2013/4/19付日経で上記の興味深い記事がありました。
確かにね。
僕はオールドスキーボーイですが、
毎年苗場中心にスキーやスノボを続けています。
今シーズンの苗場の連休は久しぶりにリフト待ちが合ったんです。
戻ってきてるなぁと感じてました。
POPEYEという若者向け雑誌でも
(オールドボーイズも昔良く読んだ雑誌ですよね?)
今年は久々のSKI BOY特集が組まれていました。
体力はなくなってきたけど、
情熱と時間と金はあるで〜(笑)
どうにか昔憧れた事をやっちゃいましょう
以下、日経より抜粋ーーー
テニス、ビリヤード、サーフィン――。1980年代に流行したスポーツや娯楽に、当時若者だった40〜50代の男性が戻ってきている。テニス教室に入会者が増え、スポーツ用品店では子供と一緒にサーフィンを楽しもうと親子連れが来店する。若い時よりもお金を持っており、レジャー消費を盛り上げる担い手として存在感が増している。
4月上旬の土曜日の午後。東京都杉並区にある武蔵野ローンテニスクラブの駐車場は車で埋まっていた。初心者向けコースと経験者向けとも会員の多くは40代以上だ。
「娘が始めたのをきっかけに再開しようと思い入会した」と語るのは会社員の多々納誠さん(52)。大学を卒業してから遠ざかっていたが、今は休日には4時間ほど汗を流す。同クラブの内藤昇一社長は「仕事以外で同じ世代が交流を楽しむ場になっている」と話す。
日本生産性本部の「レジャー白書」によるとテニス人口は2011年に680万人と、この10年で240万人減少した。ところが40〜50代に限ると事情は異なる。
世代人口に占めるテニスをした人の割合(参加率)は、11年に40代で7.3%、50代で5.6%。3年前に比べ0.7ポイント、1.2ポイントそれぞれ上昇した。10〜20代の男性で低下したのとは対照的だ。
「プリンス」ブランドのテニス用品を扱うグローブライドは40代以上にも人気の「Type―J」の生産量を13年に前年比15%増やす計画。「手や肘にかかる負担が少ない」(同社)ことが受けている。
スポーツ用品店大手のゼビオは5月にも売り場に50代以上も使いやすいラケットなどを集めたコーナーを設ける。今年度は「テニス用品全体で前年度比2割増の販売が目標」(同社)だ。
スキーの人気の再燃はより顕著だ。新潟県湯沢町にあるスキー場のNASPAニューオータニでは、12年末から13年4月上旬までの利用者数が前年比10%増えたという。
同様に80年代に流行したビリヤードでも「最近40〜50代の来店客が増えている」(都内を中心にビリヤード場を展開するバグース)。今年2月に東京・六本木の店舗で職場の有志のチームが競う「企業対抗戦」のイベントを開いたところ100人以上が参加して盛況だった。
サーフィンでも夏に向けサーフボードなど関連商品の販売拡大に期待が高まる。スポーツ用品店のムラサキスポーツは「小中学生の子供を連れた40〜50代の男性の来店が増えている」という。
内閣府が12年にまとめた「国民生活に関する世論調査」によると今後の生活に力点をおく項目で「レジャー・余暇生活」をあげた人は37.7%と全項目で最多だった。11年調査に比べて、1.9ポイント上昇している。
40代の男性らの動きについて、電通総研の袖川芳之研究主幹は「私生活の活動も重視して、生活に手応えを求めようとしている」と分析。「バブルの経験もあり消費が好きな世代で、有望な市場になりそうだ」とみている。